初めて自動車を購入した時の事は今でも鮮明に覚えている

私が自動車免許を取得したのは、20歳の時でした。免許を取ったらまずは自分の車がほしいと思い、色々な雑誌(当時はインターネットが普及していませんでした)を読みあさりました。以前から気になっていた、トヨタレビン(AE92)を購入しました。値段は確か50万円くらいだったと思います。兄の知人の自動車整備工場から直接購入しました。色はガンメタ、マニュアルトランスミッションでした。グレードはGT-APEXという最高位グレードでした。走行距離は7万キロぐらいでした。
 購入して喜んで乗りましたが、すぐに不具合が発生しました。まっすぐに走らないのです。ハンドルから手を離すと車が左によって行きます。初心者マークをつけてまっすぐに走らない車を運転することは、非常に怖い思いをしました。同上していた母親にも「怖いね」と言われました。購入した工場に持っていくと、「アライメントを取り直さないとだめだね」と言われました。アライメント?車の知識がまだ当時は乏しく、何のことかわかりませんでした。とりあえず工賃を聞くと計測で15,000円。調整一か所5,000円と言われました。
 貧乏学生だった私は当然そんなお金はなく、そのまま乗り続けました。まっすぐに走らないので、乗る機会もだんだんと減っていきました。車には乗りたいのですが、運転していると気持ちが悪くなるようになっていました。洗車も買ったばかりのころは、月に2回はしていたのが、2ヶ月に1回くらいに減りました。それだけ車への愛着が減ってしまっていたのかもしれません。あれほど夢に見ていたレビンが本当に嫌になっていました。
 結局、アライメントはそのままに約3年ほど乗り続けました。本当に必要最低限の所要に使うのみでした。走行距離は購入してから、12,000㌔くらい乗りました。スタイルは2ドアクーペで本当にかっこよかったのでずっと乗りたい気持ちがありました。しかしアライメントの不具合によってタイヤも内側のみが偏摩耗するようになっていました。購入当時に履いていたタイヤは、FFだったので前輪の内側の溝だけが無くなってしまいました。タイヤの偏摩耗、マフラーの穴、タイミングベルトの交換時期といろいろなものが重なって、とうとう維持しきれなくなりました。購入して約3年半が過ぎました。もうレビンへの愛着がなくなり、次の車を手に入れるために地元のモータースに下取りしてもらいました。下取り価格は10万円くらいでした。美人薄命。かっこいいだけでは車はだめだと勉強になりました。

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